創業以来、物件数は着実に増え若い設計士達も増えてきました。
当社の建物は、注文住宅並みに一つ一つ本当に丁寧にプランニングを進めていくので
経験の浅い設計士が、最も苦労するのが、プランニング、『間取り』です。
人の価値観が多軸化、多様化した現代において答えがあるようでないような事を考え悩むならと
最大公約数的な家をつくることを、弊社では望んではいません。
だから、お客様に本当に喜んでもらえる間取り?この敷地に最適解な間取りは?と
設計士達は、法律や空間の制限がある中で日々、頭を悩ませまています。
間取りは、読んで字のごとく 『間』を取るということですが、
設計以外、スポーツでも間の取り方が上手い、下手と使われたり
一瞬の間で勝負が決まってしまうことがあります。
お笑い芸人や有名人のスピーチでは、絶妙な間の使い方で私たちを虜にします。
その他、私たちは、相手との距離感を縮めたり、広くしたり、間を取りながら
良い人間関係を築いています。
『間』は、空間だけでなく時間や人とも密接に関係しています。
『間』を取るからこそ解る事、見えてくることが沢山あるので
若い設計士たちは大いに悩み、もがき、苦しんで良い設計をして欲しいと願っています。
『間』をいつも意識していれば、間違いも減るでしょう。
決して、間抜けだけはしないように・・・・頑張ってください。