購入と賃貸、それぞれのメリット・デメリット

こんにちは。
吉祥寺支店の営業担当の藤田と申します。

前職は不動産仲介会社の賃貸部門で営業をしておりました。
そのような私の経験から、賃貸・購入のメリット・デメリットの比較をお話ししたいと思います。

皆様、それぞれの事情が有り、家探しをします。
上京や就職、結婚、出産、利便性や住環境の追求、近隣問題、と様々です。
その選択肢の中に「借りる」のか、「買う」のかという選択に迫られた方も多くいらっしゃるかと思います。
私が思う「賃貸」と「購入」の違いについて表にしてみました。

次は、賃貸と購入での50年間（600ヶ月）の支払総額を比較してみます。
※購入物件は、賃貸と比べ広さが大きくなるため、賃貸より支払いが多くなると想定し、試算しています。また、金利変動、固定資産税・都市計画税などの要素を配慮しておりません。

単純計算とはなりますが、比較してみるといかがでしょうか。賃貸と購入では、50年間の総支出額で比較すると6,831,843円購入の方が安くなる計算になります。たとえ購入する物件が、現賃貸より支払いが多かったとしても物件によっては、トータルコストを抑えられることもあります。

現在、税制優遇として【住宅ローン控除（住宅借入金等特別控除）】がございます。
住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合、取得者は住宅ローン控除の対象となります。
住宅ローン控除の期間は、原則10年間で年末残高1％（上限額40万円）までが減税されます。
令和3年度11月30日までに新築分譲住宅を購入契約し、令和4年度12月31日までに入居をする方につきましては、【13年間】所得税や住民税（上限136,500円）から減税を受けることが可能です。
また、認定低炭素住宅や長期優良住宅は、最大控除額の拡張があり、最大控除額（10年間）は400万円から500万円となるため、住宅購入の後押しにもなっております。
なお、下記URLから概要などを確認できますので、ご参照くださいませ。
住宅ローン減税制度の概要｜すまい給付金 (sumai-kyufu.jp)

私自身も、前段で記載したようなメリットを賃貸に感じており、学生時代から2年ごとに引っ越しを繰り返しておりました。ある意味引っ越しが趣味といっても過言ではございません。2年間で貯めた貯金は、退去後の修繕費や引越し費用、転居先の初期費用などに充てておりました。また、前職でも賃貸営業をしておりましたので、当時は「家を買う。」ことに対して、あまり魅力を感じておりませんでした。

今思いますと、魅力を感じなかったというより、「手が届かない」「かなわない夢」と、具体的に購入イメージを持てていなかったのかもしれません。アグレ都市デザインに入社をしまして、多くのお客様が購入を決意され、ご契約されていくのを見て、「私も買えるのかも？」と思い始めました。

そこから、実際に自分自身でSUUMOや他社の物件サイトへ問い合わせをし、住宅ローンの審査をしてもらい、現在不動産の購入検討をしています。（独身ですが、、、）

これから現れる家族を待ち構えるため、城を準備する思いです。不安もありますが、手にした時の感動は計り知れないと思い、期待で胸がいっぱいです。
それは、今までお会いしてきたお客様、購入に踏み切られたお客様たちの笑顔を見てきたからです。
皆様、多少の不安を抱きながら物件の契約をされたお客さまも、お引渡しの時には、喜びに満ち溢れた顔をされております。その瞬間に立ち会える時に住宅の販売営業に転職してよかったという思いが芽生えます。

住宅は、スーパーやコンビニで買えるプリンのように、なくなったら待てばいい。というわけにはいきません。
住宅は、その時期/その場所/その間取り/ 次に全く同じものが出ない、唯一無二のモノなので、実は、家を買う時に1番重要なことは、【勇気】です。

当然、無理のない返済プランや資金計画も重要な要素ですが、どんなに安心なプランニングだったとしても、気に入った物件だったとしても、最終的には一歩踏み出す決断をするか、どうかと思っております。