20代の私が家を購入した理由

こんにちは。吉祥寺支店 営業の吉田と申します。私は不動産業界に勤めて8年目になりますが、先日マイホームを購入いたしました。そこで今回は「20代の私が家を購入した理由」についてお話したいと思います。

私は新入社員で入社した会社でマンションの仲介業務に携わり、アグレ都市デザインに転職後は戸建住宅の販売業務に携わっております。お客様へ住宅を販売するなかで、不動産のこと、住宅ローンのこと、保険のことなど多くの知識を身につけてきました。

出典:「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」(国土交通省 住宅局)より
参照元:https://www.mlit.go.jp/common/001401319.pdf

上記グラフは家の住み替えに関する調査結果の抜粋ですが、例えば分譲戸建住宅を見ると30代から50代で住宅を購入する方が8割を超えており、私のように20代で住宅を購入する割合は1割程度となっております。

そこで、20代である私が住宅購入を検討した理由を下記に挙げていきます。

家賃がもったいない

賃貸で家賃の支払いをすることより、購入して自分の資産になることを考えると早めに購入した方がいい、と考えました。私が日々お客様と接している中でも、多くの方からも同じお話があり、不動産購入のきっかけの一つだと思います。

ローンを組むなら早く

住宅ローンは早く借りると、それだけ早く返済が終わります。若いうちに支払う毎月の10万円と、家族が成長し歳をとってから支払う毎月の10万円とでは家計への負担が全然違うかと思います。また、年収次第で「住まい給付金」という補助金を受給することができますが、この制度は年収制限があり、30代、40代と年齢が上がるとともに年収も上がってきており、給付の対象外となることもあるため、20代のうちにと考えました。

健康なうちに

住宅ローンを組む際に「団体信用生命保険」に多くの方は加入しておりますが、この保険は「健康」ではないと加入できません。病気になるリスクを考えると、若くて健康なうちにローンを組もう、という考えになりました。住宅ローンを組まれた方が亡くなってしまった場合、残債が0になる保険。

ローンを組むまでは不安や心配がありましたが、実際にスタートしてみると、不安な気持ちは無く毎月支払いをしております。スマホで毎月ローンの残債が減っていることを確認しながら、仕事を頑張ろうという気持ちにもなります。

家探しから購入まで様々な悩みがありましたが、購入後は、家具をどうしようか、配置はどうしようか、部屋の使い方をどうしようか、など楽しみな悩みが次々と出てきて、家族での楽しい会話やコミュニケーションも増えました。将来のこと、子供のこと、買い替えのことなどを考え、結婚後すぐに家を購入するという選択をし、住宅を購入したことで「人生の選択肢」が増えたと感じています。

もちろん住宅を購入することだけが正しい選択ではありませんし、「住まい」について様々な意見や考え方があるかと思います。この記事が、同じような意見や考え方で家探しをしている皆さまの一助になれば幸いです。   吉祥寺支店 営業 吉田