子どもを育てるリビング

本日は、ただ今計画中の、
リビングについて、ご紹介したいと思います。
 
リビング(Living)は、直訳すると“生活”、“暮らし”。
日本語では“居間”と訳され、家族の”団らんの場”であり“くつろぎの場”ですが
小学生までのお子様は、眠りにつくまでの時間のほとんどを
リビングで過ごすことが多いのではないでしょうか。

リビングは、家族の団らんだけでなく子育てする上でもとても重要な空間です。
そこで今回の物件では、 “子どもを育てるリビング” をキーワードとして、
リビングに “小上がり畳コーナー” を設けました。

施工事例

リビングに隣接した畳コーナーでは、
お子様の遊びの場、お昼寝の場として使用することができ、
LDKと一続きであるため、LDKで過ごすご両親の気配を感じながら、お子様は安心してお過ごしいただけます。
また、畳コーナーで洗濯物を畳んだり、アイロン掛けやお裁縫などの家事を行う場にもなります。

さらに、畳コーナーの床を約30㎝高くし、下部を全面収納となっていることがポイントです。

リビングには、お子様にまつわるモノがあふれています。
玩具等は数も多く、大きく、形もいろいろとあるため、かさばってしまい整理しきれません。

お子様が乳児期の頃は、おむつ、おしりふき、ガーゼ、お昼寝のためのブランケット、
タオル、着替え、肌着、おもちゃ、体温計、その他多くのモノを必要として使用しています。
これらを、リビングに集約して収納できれば、お子様の育児と家事の効率がUPするはずです。
 
幼児期になると、知育物や玩具等も増えてきますが
畳コーナーに大容量の収納があることで、整理することができます。
また、お子様が成長された際は、ご両親の目の届くリビングに収納がきちんと確保されているため、
自分で収納するクセがつき、自然と躾をすることができます。

畳コーナー前面
畳コーナー上面

お子様のもの以外にも、アイロン、加湿器などの家電、DVD、アルバムなど、
いろいろなものを収納することができますから、リビングをすっきりと片づけることが可能です。

リビング続きの和室や畳コーナーには、扉を付けて隠したい、、
とおっしゃる方もいらっしゃいますが、扉を付けてしまうと、
いつの間にか物置として使用され、せっかくリビングに隣接して設けた和室が、
物置として潰れてしまうことがあります。
今回は、あえて扉を設けないオープンな空間とすることで、
家族みんなに片づけの習慣がつき、
リビングを広々と使っていただけるような設計としました。

以上のように、今回の物件では、お子様がリビングでお過ごしになること、お子様の育児と家事を両立すること、を意識してプランニングを行いました。

このように、アグレ都市デザインでは、各設計が、
物件ごとにお住まいになるお客様の生活を想定しながら、
日々プランニングを行っております。
ぜひ一度、アグレ都市デザインの家をご覧いただければと思います!