この週末、東京は春を通り越して初夏のような暖かい陽射しが降り注ぎました。
暖かな日と肌寒い日を繰り返して、春の訪れが身近に感じられると、鬱々としたこの冬を乗り越えて、少し心も晴れやかになってくる気がします。
休日に近所をさんぽしていると、柔らかな風にのって、どこかの家の庭先から蝋梅の甘酸っぱい香りが広がってきました。
庭先で大切に愛でられているのをみると、その方の暮らしと共に大切に育ててきた愛着のようなあたたかなものを感じます。
いまは在宅時間も長いので、植物を室内に置かれる方も増えているそう。
庭先の植栽を工夫されている家々も多く見受けられます。
弊社の戸建住宅には、外構計画(エクステリアデザイン)でしっかりと植栽するプロジェクトも多いのですが、新築のお引っ越しの際に、ご自身でお選びになられた記念樹を自ら植えられる方もいらっしゃいます。
戸建ならではの住まいの楽しみのひとつかもしれません。
3月から4月に見頃を迎えるミモザや、葉ぶりが美しいオリーブが人気です。
ミモザはリースにしたり、小枝をグラスブーケにして飾っても素敵です。
丸い鮮やかな黄色や、丸い実はみているだけでも癒されます。
弊社では、外構計画でエゴノキやシャラを植えたりもします。
初夏に白い小さな花を沢山つけ、秋には紅葉します。
エゴの樹の花言葉は『壮大』しっかりと根を張り高く伸びる姿からつけられたようですね。
新しい生活のスタートに縁起の良さそうな樹です。
お子様のお生まれになられた記念に植えられることもありますね。
わたしの家には、白木蓮、梅、のうぜんかつらが記念樹で植っています。
いまの時期は、弊社の社名『白銀比』の由来のひとつとしてご紹介しております、法隆寺の周りにも梅が咲いている頃のようです。
凛とした白梅はモダンな外観の庭先にも似合います。
梅は香りがよく、実も美味しいので、庭先に植えるのに人気がある樹木です。
もちろん、木々は毎日のお手入れが大変なので、休日にちょっとだけ脚を伸ばして花々や緑を感じるのもよいですよね。
都内だと梅の名所は湯島天神や小石川後楽園、六義園、新宿御苑などでしょうか。
武蔵野エリアですと、神代植物園や府中の郷土の森博物館も梅の名所です。
調布の神代植物園はいま、他の公立公園と同じく3月8日まではお休みとなっていますが、これから梅が見頃を迎えている頃。広々とした植物園のなかでも、最もはやく華やぐ広場となっている場所です。
3月に開園し、春めいた暖かな陽射しがある日には、気分転換に少しだけお散歩するのにもおすすめなスポットです。
まだまだ大変な状況が続きますが、少しずつ芽吹く植物に近づいてくる春を感じながら、穏やかに日々を過ごしていきたいですね。
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