CG(Computer Graphics)の活用

こんにちは。
今年新卒で入社し、吉祥寺支店で設計を担当している武藤です。
慣れないことに苦戦しながらも、社員の方々に支えられて充実した毎日を送っています。

突然ですが、先日実家から20年以上前のパソコンが出てきました。
電源を入れると液晶パネルからバチバチと音がするので、故障しているのではないかと不安になりましたが、
いざ開いてみると「Photoshop」が入っていました。
今の「Photoshop」との差に驚くとともに、誰もが使いやすいようにバージョンアップされてきたことが分かりました。

弊社でも、住宅設計の検討のために、物件のCGを作成しております。また、お客様に物件をより理解していただくために、広告ツールとしても使用しています。

まず初めに、建築図面を2DCADで仕上げます。2DCADとはパソコン上で線を引くもので、手書きの図面と同じ手順で書き上げます。

図面作成(2D) Autocad、Jwcad等
BIM(2Dと3D、部材のデータを管理) 3DCAD(Revit、ArchiCAD等)

その後、モデリングといって3Dの建築物を立ち上げます。
他にも、建築図面とモデリングを同時に作成できるBIMというものがあります。
正確には、建築部材の品番や数量などの情報を一括管理できるもので、国土交通省は2023年までに公共事業にBIMを原則適用することを決定しています。

モデリング(3D) SketchUp等

モデリングの段階でも、建築物がよく分かるのですが、よりリアルなものにするためにレンダリングという作業を行います。

レンダリング(画像) SUPodium等

画像を作成したい場合は、それにレタッチという最終の画像調整(Photshop等)を行います。

動画の場合は「Twinmotion」等の専用ソフトで作成します。
この「Twinmotion」は2019年にEPIC GAMESが買収した関係で、一時期無料公開されました。
当時私は建築学生だったのですが、学校内で話題になったのを覚えています。
ゲーム感覚で触れるソフトで、アニメーション作成に適しています。

レンダリング(動画) twinmotion等

現在吉祥寺支店で販売しております「アグレシオ調布布田Ⅳ」の動画のURLを記載させていただきますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/beGrJTAYsAw
                               吉祥寺支店 設計 武藤