こんにちは。
新宿本店で営業をしている陳佳皓です。
年末に近づき、コロナ規制が緩和され、皆さんも会食が増えたのではないでしょうか。
今回の記事では、いつも付き合っている外国と日本の友達の両方と忘年会をした際の話をしようと思います。二つの会話を比較してみてください。
~日本の友達との会話~
「おお、久しぶり!」
「久しぶり!」
「今年、実は、日本でお家を買ったんだよ。」
「本当?!いいね!マンション?戸建?
「戸建だよ。」
「えぇ!あなたが戸建を買うなんて、珍しいね!」
「うん。私もそう思う。新しいことをチャレンジするために、まずはやってみようと思って。」
「あなたらしい。場所はどこ?」
「荒川近くにある普通の住宅街だよ。」
「えぇ、そこ、そこ地盤が弱くて、ハザードマップも真っ赤だよ!大丈夫?」
~外国の友達との会話~
「おお、久しぶり!」
「一年ぶりだね、元気している?」
「いつも通りだよ!」
「ビッグニュースがあるんだ。今年日本で家を買ったんだよ。
「おいおいおい、またかよ。本当毎年ビックリさせてくれるね、だから、飽きさせないね。
「ハハハ、ありがとう」
「それで、どういう家を買ったの?
「荒川近くの住宅街の新築戸建てだよ。」
「荒川!?川の近くは最高だね、荒川は花火大会もあるし、素晴らしい!」
気づく人は気づいたでしょう。そうです。同じ内容の会話だけど、反応が全然違います!
私も毎年、このギャップのある反応に自分のことについて気付かされ、考えさせられることになります。
それ自体はとてもいいことだと思っています。
前置き長くなりましたが、記事の本題に入りましょう。二つ会話の比較から、「川」について話したいと思います。私の不動産業界歴は長くないですが、この仕事は「川」と付き合うことは多いです。川があることで、ハザードマップを調査する、不動産取引上よくある流れです。私もこの仕事で、ハザードマップを理解し、お客様にも常に説明しています。これは、不動産取引上、非常に重要な部分です。
多くのお客様は真っ赤なハザードマップの説明を聞かされた時、不安な表情をされます。
そして、お客様が不安な表情をされた時、多くの営業マンはより力を入れて、時間をかけて、丁寧に説明しようとします。これは、皆さんにとって、思い当たる節があるシーンじゃないでしょうか。
ここで、一緒に考えて欲しいです。川が近くにあるから、その家を買わないという理由になるでしょうか?私の答えは「NO」です。実際、私が、川近くのお家を購入することに当たって、ハザードマップの確認は僅か3秒くらいでした。それ以上に、そのお家が所在している町の今と未来を深く見て、考えていました。
もし本当に自然災害に弱いエリアなら、そこには人が住んでいないはずですし、住まわれている人の表情はきっと明るい表情ではないと思います。
人が居て、町ができて、人が町を発展し、町はさらに人を呼びます。町というものは、そういう風に形成するだと思います。
皆さまの中で、もし買おうと思っているお家がハザードマップの真っ赤なエリアにあったとしても、落ち込まないでください。現地に行って、周辺の保育園、幼稚園、スーパー、公園など、その町にいる人々の表情を観察してみてください。きっとそこが明るい町かどうか分かるはずです。
川の近くにある町は活気があって、いい場所だと思います。
この話に、「確かに!」と思った方、今後の参考にしていただきますと幸いです。
最後は、2022年小学生の流行語1位に輝いた言葉を引用しようと思います。
小学生「それってあなたの感想ですよね。」 私「はい、私の感想です。」
新宿本店 営業 陳