キッチンについての工夫

今月、我が家に長女が産まれました。
昼夜問わずとても元気に泣いております。
やはり子供ができるとお母さんは大変ですね。

そのため、ついに家事をやるときがきたかと若干嘆きつつも、
あまり料理はつくらないのですが、これを機にちょっとやってみようと、
小さな覚悟を決めた、設計の小田です。

というわけで今回はキッチンについてです。

キッチンは料理をする奥様方にとっては重要なポイントですから
ショールームやモデルルームにお越しになられたお客様は、
食洗器やガスコンロ、水栓などを気にされる方も多く、
キッチンはどこのメーカーですか?どのような仕様ですか?とよく尋ねられます。
しかし今回は、キッチン自体の性能ではなく、
キッチンまわりに関する設計上の工夫を一部ご紹介したいと思います。 

台所では多くの家電が活躍します。
そのためには適材適所にコンセントが必要となります。
弊社のアグレシオシリーズのキッチン背面の壁には、家電を置いたとき扱いやすい位置に
4口のコンセントを標準で設けております。
4つもあれば普段使う電子レンジや炊飯器、トースター、コーヒーメーカー等は
常時につないでおけます。

またガスコンロ前の壁にも、2口のコンセントを設けております。
ミキサーなどの電源としてだけでなく、携帯の充電、タブレット等の電源としても使用でき、
キッチン前の天板は、食器を置くだけでなく幅広い使い方をしてもらえるよう心がけています。

キッチンにおいて、コンセントはあまり気づかれないポイントですが、
調理がしやすいキッチンづくりには重要な設計項目のひとつなのです。

またキッチンの配置や設えも重要な項目のひとつです。
最近では、リビングダイニングとつながるような、
対面型やフルオープン型のキッチンが普及し、
弊社では他の空間とのつながりを考えながら配置しています。

ダイニングリビングと一体的な配置はもちろん、
和室やスタディコーナーとつながりを持たせるよう配置することもあります。
キッチンは、単に調理スペースとして存在させるのではなく、
家族にとって色んな意味を持つ、多様な関係が生まれる場所なのです。

オープンな設えになるにつれ、キッチンは家の中で目立つ存在となりました。
弊社のエグゼ仕様・イルピュアルト仕様では、
ダイニング空間が華やかな印象となるようにデザインされた対面カウンターを設けています。
また見た目だけでなく、食器や料理を置けるように奥行25cmのカウンターを採用しました。

料理をすることが大前提のキッチンですが、使い勝手に配慮しつつも、
ひと工夫されたママに優しいキッチンスペースを創ることが
充実した家族生活につながるのではないかと思っています。

最後に、今月から販売を開始した
三鷹駅 徒歩15分の『アグレシオエグゼ武蔵野関前Ⅱ』では、
新たなキッチンを採用しました。

シャープなデザインでシンプルなフォルムが
リビングとの一体感のあるキッチンスペースを感じさせるものとなっております。

キッチンイメージ
エグゼ武蔵野関前Ⅱ 2号棟 LDK

上の写真でご紹介している『アグレシオ エグゼ武蔵野関前Ⅱ』は、3月竣工予定です。
詳しい内容は弊社までお問い合わせください。