10月より改定となった火災保険

2022年10月より火災保険が大幅に改定されます。
改定内容は火災保険の参考純率が全国平均10.9%引き上げ、契約最長年数が5年に変更されたことの2点です。

今回の改定の大きな要因としては自然災害リスクの増加があります。
昨今、大規模な豪雨や台風などの自然災害が増加していることを受け、保険料の引き上げが行われました。
また、このような災害リスクは数年で大きく状況が変化することがあるため、リスク評価をする観点から今回契約年数は最長5年へと変更されています。

さらに築年数の古い住宅が増えていることも今回の火災保険改定に関係しています。新築の住宅と比べ、建物や設備が老朽化し、自然災害時におけるリスクが高い住宅が増えたことも保険料引き上げの要因となっています。


10月以降の火災保険改定はこれから住宅の購入を検討される方にとっては懸念される事項かもしれません。
しかし、5年毎の契約のため、保険の見直しがしやすくなる点や、付随する地震保険(最長5年契約可能)と合わせて保険内容を把握できる点は大きなメリットになると思われます。

新宿 営業 N・M

[参考]損害保険料率算出機構 「火災保険参考純率 改定のご案内」