皆さんこんにちは!営業部の関口です。
今回、イタリア研修旅行に参加させていただきました。
初めての海外となる私にとって、非常に楽しく、美味しく、新鮮で、学びのある体験となりました!今回は旅行の目的から、研修を通して感じたことを共有していきます!
[1]海外研修旅行の目的について
大まかに分けると目的は3つあるかなと思います。
- 社員同士の交流の深化
- イタリアの文化・価値観に触れる経験
- 世界的建築物を現地で実際に見学して学ぶ
色々と抱えていた不安も杞憂に終わり、目的は全て達成できたかなと感じています。
出だしが少し堅くなってしまいましたが、ここからは実際に肌で感じてきたことを紹介していきたいと思います。
[2]旅行中の出来事
【交流】
今回の参加メンバーには、仕入・設計・建築・営業・経営管理と様々な部署の人達がいました。同部署の営業メンバーはもちろん、他部署の人と仕事以外でたくさん話す機会は貴重で、勉強にもなりつつ交流でき楽しかったです。
私が個人的に面白いと思ったのは、皆さんそれぞれ部署ごとに行動や話題に特徴が出ていた点です。
仕入さんは、旅行スポットまでの道順やその場所の小話など事前の調査が凄いなと感じました。また、私がコロッセオの大きさに驚いている横で、建築さんは工事中エリアの材料や工事方法を気にされていました。設計さんはイタリアの街並みにエアコン室外機が無い点や、歴史ある建築物の構造について話し合っており、皆さん職業柄が出ているなぁと感じました。
【イタリア文化】
イタリアにはコロッセオ、トレビの泉、真実の口、ヴェッキオ橋など、有名なスポットが数多くあります。
終始圧倒されっぱなしでしたが、1つ共通して感じた事があります。それは、目を惹かれる建物・場所には「意味のあるこだわり」が確かにあるということです。
例えばコロッセオの階段は、最上階に近づくにつれ勾配が急になり狭くなります。これは、当時低層フロアは階級が高い人の観戦エリアだったため、その人達がスムーズに退場できるように意図して設計されているからだそうです。
他のスポットにも、ここでは書ききれない「こだわり」がたくさんありました。何気なく「良い」「凄い」「他と違う」と思うものには、大なり小なり細かな理由や魅力が隠されている、と実感しました。
弊社の「アグレシオシリーズ」では、建売でありながら自社設計士が一棟ごとにオリジナルのプランニングを施しています。すべてのプランやデザインには必ず理由があり、暮らしに必要な機能と豊かさを追求した先に、他にはない洗練された街区と住まいが生まれます。再度、「こだわり」について考えるいい機会になりました。
[3]学んだこと
今回の旅で学んだことは非常に多くありますが、特に感じたことを3つピックアップします。
【挨拶、お礼】
イタリアで「ありがとう」は「グラッツェ」、「こんにちは」は「チャオ/ボンジョルノ」と言います。初の海外で、さらに現地の言葉で挨拶をするということで少し恥ずかしい気持ちがありましたが、積極的に使うことで使う前より現地の方と距離が縮まった気がしました。私自身、大学時代に居酒屋のアルバイトで、会計時に海外の方からカタコトですが「アリガトウ」と言われたときに心があたたかくなったのを思い出しました。「何事も挨拶から」とはよく言ったもので、営業職に携わる者として改めて大事なことだと思いました。
【笑顔】
まだ訪れた海外の国としては1つ目ですが、笑顔は世界共通で人を幸せにすると感じた旅行でした。
レストランにて、少し強面のウエイターさんがパスタを運んでくれました。食事の途中「美味しい?どう?」と聞かれ、「ボーノ!」とニコニコ答えると、強面だったウエイターさんが花丸笑顔に変わり、とても印象的でした。特に、外国の人は感情表現が豊かだと思います。
嬉しいときや美味しいときの純粋な笑顔は、思ったよりもお互いがいい気持ちになると気づかされました。

【助け合い】
これは帰国した際に感じました。研修旅行メンバー以外は、日本で通常通り業務となります。
メンバーの旅行期間中の業務は事前引継ぎを依頼しているとはいえ、突発的に発生する業務も無いとは言えません。
時差の関係で素早い対応が難しいケースもありましたが、日本にいる方々が都度迅速に対応してくれていました。全力で研修旅行を楽しめたのも、対応してくれた方々を含め様々なサポートがあるおかげだと感じました。来年以降、サポート側も全力で頑張ろうと思います!
いかがでしたでしょうか。文章を書いていて改めて思いましたが、本当に楽しい研修旅行でした。
「旅行前より考えがグローバル化された」なんて事は言えませんが、自分の常識が少し変わり、何となくの視野は広がったと実感しています。旅行先の経験を活かし、仕事もより頑張っていきます!
読んでくださりありがとうございました。
それでは、私が大好きな某アニメのセリフで締めようと思います。
“ Arrivederci アリーヴェデルチ! ”




