世田谷線ってどんな路線?

こんにちは!営業部の浅野と申します。
今回は、私が実際に東急世田谷線に乗り、歩き、調べたことを記事にさせていただきました。ぜひ、ご一読ください!

◆東急世田谷線ってどんな路線?

東急世田谷線

世田谷線が生まれたのは1925年。最初は三軒茶屋〜世田谷間だけだったのが、同じ年の5月には下高井戸まで開通して今の形になったそうです。今年(2025年)は開通100周年を迎える節目の年。歴史を感じますね。
当時は「玉電」の支線だったこの路線、街の発展と一緒に歩んできたローカルヒーロー的存在ではないでしょうか。また、100周年を記念して、「なつかしのギャラリートレイン」や「記念ヘッドマーク付き電車」も走るそうです!ご興味ある方はぜひ、足を運んでみてください。

【三軒茶屋駅】―――都市感と下町感のハイブリッド

まずは起点の三軒茶屋駅。ここはもう言わずと知れた人気エリアです。
東急田園都市線急行で渋谷まで4分という好立地でありながら、路地裏には昔ながらの居酒屋やカフェが並び、どこか懐かしさを感じさせる街並みでした。
特に、国道246号線と世田谷通りに囲まれた三角地帯と呼ばれる一帯は、昔ながらのレトロで居心地の良い飲食店が軒を連ねています。
駅に直結しているキャロットタワーの26階には、無料の展望ロビーがあり、地上124mからの眺望を楽しめます!

キャロットタワー
天気の良い日は富士山も見えるかも

そして交通も非常に便利で、鉄道はもちろん、小田急バス・東急バスも運行しており、首都高の三軒茶屋出入口もすぐそばにあります。

三軒茶屋駅は都心にも郊外にもアクセスしやすく、都会的な便利さもレトロな趣も兼ね備えた、まさにハイブリッドな街だなと感じました!

【世田谷駅】―――ゆっくり暮らしたくなる静けさ

次は真ん中あたりの世田谷駅
ここは「住みたい、落ち着く、離れがたい」という表現がぴったり。
駅前には区役所や図書館もあり、行政との距離が近く、住みやすさを実感できる立地なのではないでしょうか。
ちなみに、世田谷駅周辺は不動産価値も高く、2024年の公示地価の伸び率(前年比)は、世田谷4丁目:+6.4%
地価上昇率もさることながら、坪単価も約247万円前後(公示価格)と安定しております!!

世田谷区総合支所

参照: https://www.reinfolib.mlit.go.jp/realEstatePrices/publicNotices/detail?point_id=3009914&target_year=2025&target_index=land_prices_real_estate

そして、バスアクセスも充実しています。東急バスに加えてコミュニティバスも運行しており、地域の方々の移動を支えています。特に、高齢者の方やお子様がいらっしゃるご家庭にとっては強い味方です。

そして何より、この街を象徴するイベントが…ボロ市!
毎年12月と1月に行われるこのイベント、4日間でなんと来場者80万人にも及びます。 骨董品から古着、食品など、掘り出し物の祭典。 また、名物の「代官餅」は毎年すごい行列。あんこ・きなこ・からみの3種類から選べるそうです。私も今年の12月には、ボロ市にチャレンジしてみたいです!

世田谷駅周辺は、駅近でも閑静な住宅街が多く、三軒茶屋駅周辺とは対照的なイメージでした。改めて、世田谷区はいろいろな顔を持ち合わせているなと感じました。

【下高井戸駅】―――世田谷線の台所

西友下高井戸店

下高井戸駅の西側(日大通り)には、昔ながらの自転車屋さんや衣料品店、トリミング店やネイルサロン、飲食店に薬局、歯科医院…など。とにかく列挙すればきりがないほど、様々なお店が揃っていました。
そして東側(駅前通り)には、八百屋や鮮魚店、惣菜店や青果店などが並び、まるでスーパーに来ているよう。さらに、駅北側には24時間営業のSEIYUもあり、お仕事の帰りが遅くなっても安心です。映画ファンに愛される「下高井戸シネマ」も駅近にあり、文化的な一面も感じられました。


また交通の便も良く、鉄道は東急世田谷線と京王線が乗り入れています。京王線を使って渋谷まで12分、新宿まで9分と、都心へのアクセスも抜群です!

都心へのアクセスも、日々の買い物も、ちょっとした娯楽も。
下高井戸駅は、暮らしに密着した便利さが揃う、そんな駅でした!

東急世田谷線って、やっぱり“ちょうどいい”

全長わずか5kmちょっと、駅数は10。
のんびり走る世田谷線は、都市の隙間をぬうように暮らしと寄り添ってくれる、そんな路線。
騒がしすぎないけれど、不便でもない。昔ながらの良さを残しつつ、ちゃんとアップデートもされている。都会と下町、便利さと静けさ、歴史とこれから。それを絶妙なバランスで繋いでくれる、東急世田谷線。
100年続いてきたのも納得です。

実は私、生まれも育ちも茨城県で、現在も茨城県に住んでいます。 
東京」って「都会過ぎて、疲れそう」そんなイメージを抱いていたのですが、実際に訪れてみるとイメージが変わり、住んでみたい!と思いました。 
今回は、住まいとしての穏やかさは残しつつ、都心の片鱗も見せてくれる、そんな素敵な街の紹介でした。